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目次
第14章:動画の速度に緩急をつけよう!
この章ではタイムリマップのやり方を学ぶことで、スピードの緩急がある映像作成をできるようにすることを目標とします。
使用素材(あらかじめダウンロードしておきましょう)
【14-1】速度可変アニメーションの作り方
目安の学習時間:20分
新規プロジェクト・シーケンスを作成
1. 【ファイル】>【新規】>【プロジェクト】を選択します。
2. すると、新規プロジェクト設定パネルが表示されるので、名前と場所を設定します。
ここでは名前は「C14」、場所は「デスクトップ」にして【作成】ボタンをクリックします。
ここでは名前は「C14」、場所は「デスクトップ」にして【作成】ボタンをクリックします。
3. 【ファイル】>【新規】>【シーケンス】を選択します。
4. 新規シーケンス設定パネルの【シーケンスプリセット】のタブから【HD1080p】を開いて、【HD 1080p 29.97 fps】を選択します。
5. 【シーケンス名】に「program」と入力して【OK】をクリックするとタイムラインが開きます。
素材を読み込む
1. 【ファイル】>【読み込み】を選択すると、読み込み設定パネルが表示されます。
2. 映像素材ファイルが保存されているフォルダを選択して、読み込むファイルを選択します。
3. 【開く】をクリックすると、プロジェクトパネルに選択した映像素材ファイルが入っています。
4. 【プロジェクト】パネルからクリップm1.mp4を選択して、【タイムライン】パネルの【V1】トラックの0秒の位置にドラッグ&ドロップして配置します。
タイムリマップ
動画の速度を可変させるにはタイムリマップを使用します。
1. m1.mp4クリップを選択してエフェクトコントロールパネルを確認すると、【ビデオエフェクト】の中に【タイムリマップ】の項目があることを確認できます。
ここから実際にタイムリマップを適用して映像を早くしていきます。
ここから実際にタイムリマップを適用して映像を早くしていきます。
2. まずは、【V1】トラックを拡大しましょう。
トラックの幅を調整
3. 【FX】マークを右クリック>【タイムリマップ】>【速度】を選択します。
するとクリップ内にタイムリマップのラインが表示されます。
するとクリップ内にタイムリマップのラインが表示されます。
4. このラインを上げたり下げたりすることでクリップの速度を変えることができます。
5. 時間インジケーターを0秒に移動してから、ラインを上にドラッグすると【速度】の数値が上がりクリップの長さが変わります。
6. ここでは【600%】に設定します。
再生してみると、映像が早送りになりました。
速度を600%に設定したので6倍速再生になっています。
再生してみると、映像が早送りになりました。
速度を600%に設定したので6倍速再生になっています。
途中経過①
次は映像をスローに設定します。
1. 時間インジケーターを1秒に移動してエフェクトコントロールパネルの【タイムリマップ】から【速度】の【キーフレームの追加/削除】をクリックします。
すると、1秒のところにキーフレームが入力されます。
すると、1秒のところにキーフレームが入力されます。
2. キーフレームより後ろのラインをドラッグして下げると【速度】の数値が下がりクリップの長さが変わります。
ここでは【60%】に設定します。
ここでは【60%】に設定します。
再生してみると、映像がスローになりました。
速度を20%に設定したので1/5倍速再生になっています。
速度を20%に設定したので1/5倍速再生になっています。
次にまた映像にスピードをつけます。
1. 時間インジケーターを5秒に移動して【速度】の【キーフレームの追加/削除】をクリックします。
2. すると5秒のところにキーフレームが入力されます。
3. 5秒のキーフレームより後ろのラインを上にドラッグすると【速度】の数値が上がりクリップの長さが変わります。
ここでは【600%】に設定します。
ここでは【600%】に設定します。
これで早送り→スロー→早送りで再生されるスピードの緩急のある映像になりました。
完成動画
これで「第14章:動画の速度に緩急をつけよう!」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
次の章に進みましょう。