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Adobe Photoshop|14章 シェイプをつくってみよう
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14章 シェイプをつくってみよう

この章では、図形を作成する上で欠かせないシェイプツールを解説します。

【14-1】シェイプツールとは

  • Photoshopのシェイプツールは、様々な形状(シェイプ)の図形を簡単に作成し、デザインに利用できる機能です。
  • シェイプはベクター形式で作成されるため、拡大・縮小しても画質が劣化しないという特長があります。

【14-2】基本的な使用方法

共通操作

1. ツールバーでマウスを長押しすると作成できる形状が選択できます。
 (8726)

2. 作成したい形状を選択すると、カーソルが十字カーソル(下図参照)になります。
 (8727)

シェイプの作成方法

シェイプの作成方法には以下の2通りの方法があります。
  1. マウス操作で作成する方法
  2. 数値を入力して作成する方法
以下でそれぞれ手順を詳しく解説していきます。

1. マウスで作成する方法

1. ドラッグでシェイプを作成してください。
 (8728)

2. 十字のカーソルを長押しした状態でドラッグします。
 (8729)

3. ドラッグしていた指を離すと、ドラッグした範囲の大きさでシェイプが作成されます。
Shiftボタンを押しながら操作すると縦横の比率が維持されます。

2. 数値を入力して作成する方法

1. アートボードの上の十字のカーソルの状態でクリックします。
 (8730)

2.「長方形を作成」というパネルが表示されます。(長方形ツールの場合)
ここで、幅と高さ、半径の数値を入力することができます。
 (8731)

3. 作成したい大きさを入力してOKを押す。
 (8732)

4. 設定した数値の大きさでシェイプが作成される。
 (8733)

シェイプを移動させる方法

移動ツールでシェイプを選択状態でマウスでドラッグすると移動できます。

選択できる形状例(一部)

シェイプを作成する上で、いくつか選択できる形もあります。
ここではその一部を紹介します。
1.長方形ツール
2.楕円形ツール
3. カスタムシェイプ

【14-3】オプションバーで編集する 

オプションバーでの操作は下の3つになります。
 (8141)

1. ツールモードを選択

「シェイプ」「パス」「ピクセル」の違い
  • シェイプ
    • 塗りと線を指定して図形を描画します。
    • 描画した図形は、自由に変形できます。
    • ベクター形式なので拡大縮小では劣化しません。
  • パス
    • 図形の輪郭線(パス)を作成します。
    • パス自体に塗りと線の設定はできません。
    • ベクター形式なので拡大縮小では劣化しません。
  • ピクセル
    • 直接ピクセルを描画します(ラスター形式)
    • 画像の形式がラスター形式なので、塗り、線の設定ができません。
    • 拡大縮小を行うと画像が劣化します。
 (8143)

2. 塗りと線

1. 塗り、線をクリックするとカラー選択をするパネルが表示されます。
 (8734)

2. パネルの右上をクリックするとカラーピッカーが表示され色を変更することができます。
3. シェイプの線の太さ、線の種類を設定できます。
4.サイズの変更
・ 幅(W)と高さ(H)の設定ができます。
・ 鎖のアイコンをオンにすると縦横の比率を固定できます。

【14-4】プロパティパネルで編集する

移動ツールでシェイプを選択している状態で、プロパティパネルを使用して編集を行うことができます。
プロパティパネルでの操作は以下の2つです。
 (8735)

※プロパティパネルが見当たらない場合は、メニューバーのウィンドウからプロパティを表示
1. サイズ変更
・ 幅(W)と高さ(H)の設定ができます。
・ 鎖のアイコンをオンにすると縦横の比率を固定できます。
2. 塗りと線
・ 塗り、線をクリックするとカラー選択をするパネルが表示されます。
・ パネルの右上をクリックするとカラーピッカーが表示され色を変更することができます。
これで「14章 シェイプをつくってみよう」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
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