保存・共有・ダウンロードの実務知識
CHAPTER 1
保存・共有・ダウンロードの実務知識
LESSON 1-3 書き出し形式・共有リンク・有料機能の判断基準 ⏱ 所要時間:約15分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • ✓
    用途別の書き出し形式(PNG/JPG/PDF)を判断できる
  • ✓
    共有リンクの2つの種類(コラボレーション/閲覧専用)を使い分けられる
  • ✓
    いつ有料機能(背景透過PNG書き出し等)が必要になるかを判断できる

書き出し形式を選ぶ

Canvaでダウンロードするとき、用途に応じて形式を選ぶ必要があります。
判断に迷ったときのために、代表的な形式の使い分けを覚えておきましょう。

形式 主な用途 特徴と注意点
PNG Web・SNS投稿・バナー 画質が劣化しにくい。背景透過は有料版でのみ対応
JPG 写真中心の投稿・容量を抑えたい場合 ファイルサイズが小さい。透過は非対応
PDF(標準) 資料・チラシの共有 複数ページをまとめて1ファイルにできる
PDF(印刷用) 印刷所への入稿 塗り足し・トンボ付きで書き出せる。印刷案件では必須
ダウンロードのファイルの種類一覧。PNG(推奨)とSVG(Pro限定)に赤枠
PNG(推奨)は迷ったときの基本の選択肢です。SVGなど王冠マークが付いた形式は有料版限定です。
✓ Point !
迷ったら依頼内容の指定に従う

実践制作フェーズの依頼書には、書き出し形式の指定が入っていることがあります。
指定がある場合は必ずそれに従い、指定がない場合はPNG(Web用途)かPDF印刷用(印刷用途)を選びましょう。

共有リンクを使い分ける

Canvaのデータは、ダウンロードせずにリンクで共有することもできます。
用途によって2種類のリンクを使い分けます。

リンクの種類 使う場面
コラボレーションリンク 相手にコメントや編集をしてもらいたいとき。「リンクを知っている全員」の権限を「コメント可」または「編集可」に設定する
閲覧専用リンク Canvaアカウントを持っていない相手に、素早く内容だけ確認してもらいたいとき
共有リンクのアクセスレベル権限一覧。編集可・コメント可・表示可が赤枠で囲まれている
権限を「編集可」「コメント可」にすればコラボレーションリンク、「表示可」にすれば閲覧専用リンクとして使えます。

無料版で十分なこと・有料版が必要になること

1-1で触れたとおり、このコースの学習は無料版だけで完結します。
ただし、実際に案件を受けるようになると、以下のような場面で有料版が必要になることがあります。

場面 判断基準
背景透過での納品を求められた 無料版ではPNGの背景透過書き出しができないため、有料版を検討する
クライアント指定のプレミアム素材を使いたい 依頼内容に「この素材で」という指定がある場合のみ、有料版を検討する
それ以外の通常の制作 無料版の範囲で十分対応できる
✓ Point !
まず無料版で慣れる

「有料版のほうが良さそうだから」という理由だけで契約する必要はありません。
実際に必要な場面に出会ってから検討するくらいで十分です。

Q
確認クイズ
Canvaアカウントを持っていない相手に、制作中のデザインをサッと見てもらいたいだけのとき、使うべきリンクは?
✓
正解です!
閲覧専用リンクは、Canvaアカウントを持っていない相手にも素早く内容を確認してもらえる、まさにこの場面のための機能です。
✕
惜しい!
正解は「閲覧専用リンク」です。編集やコメントをしてもらう必要がないときは、閲覧専用リンクが最も手軽です。
SUMMARY
  1. 書き出し形式はPNG(Web)・JPG(軽量)・PDF標準(資料)・PDF印刷用(印刷入稿)を用途で使い分ける
  2. 共有はコラボレーションリンク(編集・コメント)と閲覧専用リンクを使い分ける
  3. 有料機能は「背景透過が必要」「指定素材がある」など必要になった場面で検討すれば十分
CHECK
理解度チェック
用途別の書き出し形式を判断できる
Web・SNSはPNG、容量を抑えたい写真はJPG、資料共有はPDF標準、印刷入稿はPDF印刷用(トンボ付き)を選びます。
コラボレーションリンクと閲覧専用リンクを使い分けられる
編集・コメントしてもらいたいときはコラボレーションリンク、内容確認だけなら閲覧専用リンクを使います。
有料版が必要になる場面を判断できる
背景透過PNGでの納品指定や、クライアント指定のプレミアム素材が必要になったときに有料版を検討します。それ以外の通常制作は無料版で対応できます。