SNS広告バナーを仕上げる
CHAPTER 3
SNS広告バナーを仕上げる
LESSON 3-3 Canva AIのたたき台をCanvaで手仕上げする ⏱ 所要時間:約40分
レッスン解説動画
✓ Point !
ここがコース最初の「一連の流れ」完結体験

依頼書を読み解き(3-1)、Canva AIでたたき台を作り(3-2)、ここで手仕上げして完成させる。
この一連の流れを最後まで自力でやり切ることが、このレッスンのゴールです。

3-2でCanva AIが生成したたたき台を、Canvaで手仕上げして「Boulangerie Marché」のSNS広告バナーを完成させます。
AIの生成結果をそのまま使うのではなく、依頼内容に合わせて自分の判断で仕上げる力を身につけるための演習です(目安30〜40分)。

仕上げの進め方

たたき台には、依頼書の情報がまだ反映されていない部分があります。
次の観点で1つずつ手を入れていきましょう。

仕上げ項目 やること
①生成結果の点検 価格・期間・店名などAIが書いた文字に誤り(ハルシネーション)がないか、王冠マーク付きのCanva Pro限定素材が使われていないかを確認する
②テキストの差し替え 「新作クロワッサンフェア」「Boulangerie Marché」「¥380〜」「4/1〜4/30」に加え、抜け落ちている「TEL 03-0000-0000」を追加する
③キャッチコピーの検討 Canva AIが自動生成したキャッチコピーをそのまま使ってよいか判断し、必要なら自分で書き直す(例:「春を、ひとくちに。」など)
④文字サイズの階層づけ キャッチコピー→店名→価格・期間・連絡先の順に文字を小さくし、優先度を視覚化する
⑤配色の調整 依頼書指定の「ベージュ×ブラウン系」に配色を寄せる
⑥最終チェック 誤字脱字・要素のはみ出し・文字の読みやすさを確認する

STEP 1:仕上げ項目を1つずつ手直しする

上の表の①〜⑥の順に、Canva AIのたたき台へ手を入れます。

STEP 2:デザイン4原則でセルフチェックする

手直しが終わったら、感覚だけで判断せず、これまでに学んだデザイン4原則(近接・整列・対比・反復)に沿って見直しましょう。
原則ごとに具体的な観点で確認することで、修正の精度が上がります。

原則 このバナーで確認する観点
近接 価格・期間・連絡先など関連する情報同士が近くにまとまっているか。キャッチコピーと店名の間には、意味のグループが変わったとわかるだけの余白があるか
整列 キャッチコピー・店名・価格・期間・連絡先の左端(または中心)が揃っているか。要素ごとに揃え方がバラバラになっていないか
対比 キャッチコピー→店名→価格・期間・連絡先の順で文字サイズに明確な差がついているか。すべて同じくらいの大きさで並んでいないか
反復 ベージュ×ブラウン系の配色やフォントの使い方が、バナー全体で統一されているか。1箇所だけ違う色・違うフォントが混ざっていないか

つまずいたときのヒント

  • 近接が崩れている場合は、関連する要素同士をドラッグで近づけ、関連しない要素との間には図形の高さ1つ分程度の余白を空ける
  • 整列が崩れている場合は、複数の要素を選択して上部ツールバーの「配置」→「左揃え」または「中央揃え」で一括で揃える
  • 対比が弱い場合は、キャッチコピーの文字サイズを一段階上げるか、店名以下の文字サイズを一段階下げて差を広げる
  • 反復が崩れている場合は、崩れている要素を選択してカラーパレットからブランドカラーを選び直す
  • 文字が読みにくい場合は、背景に半透明の帯(図形+透明度)を敷くと読みやすくなる
  • Chapter 1・2で学んだ「テキスト入力」「配置揃え」「レイヤー操作」がそのまま使える

完了条件(成果物)

  • 依頼書の転記情報(商品名・価格・期間・店名・連絡先)がすべて正しく反映されているSNS広告バナー
  • 自分で考えたキャッチコピーが配置されている
  • 1080×1080pxのPNGとして書き出せている
  • AI活用メモ:Canva AIがどこまでのたたき台を作り、どこを自分(人)の判断で仕上げたかを一言メモしておく
できたら、コーチへ共有してみましょう!
SUMMARY
  1. Canva AIのたたき台は「生成結果の点検→テキスト差し替え→キャッチコピー検討→文字階層→配色→最終チェック」の順で仕上げる
  2. AIの生成結果をそのまま使わず、依頼内容に合わせて自分の判断を加えることが仕上げの本質
  3. ここまでで「依頼書→たたき台→仕上げ」の一連の流れを完走したことになる