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Adobe Photoshop|16章 レイヤースタイルを使ってみよう
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この章では、画像・テキスト・シェイプレイヤーなどにさまざまな効果を設定できるレイヤースタイルを解説します。

Photoshopのレイヤースタイルは、レイヤーに視覚的な効果を追加するためのツールです。

これらのスタイルを適用してカスタマイズすることで、デザインに深みや立体感、特定のエフェクトを簡単に追加できます。

【16-1】レイヤースタイルとは

・ レイヤースタイルを利用すると、レイヤーごとにさまざまな効果を設定することができます。
・ 画像・テキスト・シェイプレイヤーに対してさまざまな効果を設定することができる機能で、1つのレイヤーに複数のレイヤースタイルを適用することができたり、「境界線」など一部のレイヤースタイルは、同じ効果の重ねがけを行うことも可能です。
レイヤースタイルをかけることができるもの
       
  • 文字
  • シェイプ
  • 写真・切り取り写真
  • イラスト
  • 塗りつぶしレイヤー
  • グループ

※ 透明なレイヤーは、レイヤー上に何も存在していないのでレイヤースタイルをかけても反映されません

【16-2】レイヤースタイルの適用方法

1. レイヤーパネル下部にある「fx」アイコンをクリックする
2. レイヤーを右クリックして「レイヤー効果」を選ぶ
※レイヤーをダブルクリックすることでも出すことが可能

【16-3】適用できるスタイル(一部)

レイヤースタイルの中から、適用できるスタイルをいくつか紹介します。
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1. ベベルとエンボス

レイヤーに立体感を与える効果です。
・ ベベルのスタイル(インナー、アウター、エンボスなど)、深さ、サイズ、ソフト、ハイライトやシャドウのモードを調整できます。
   ┗ ベベルは斜面という意味で、設定をすると斜面を内側・外側につけることができます。
   ┗ エンボスは浮き出しという意味なので、型押しをして凸凹をつけることができます。
・ 両方とも立体感を与える効果を与えることができます。
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2. 境界線

・ レイヤーの輪郭に線を追加します。
・ ストロークのサイズ、位置(内側、中央、外側)、カラー、グラデーション、パターン、ブレンドモードを調整できます。
・ 境界線は、複数追加することが可能です。
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3. ドロップシャドウ

・ レイヤーの背後に影を追加し、立体感や奥行きを与えます。
・ 影の角度、距離、スプレッド、サイズなどを調整できます。
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4.光彩(外側)

・ レイヤーの外側に発光効果を追加します。
・ 発光の色やサイズ、スプレッド、範囲などを調整できます。
・ 背景を黒くするとネオンの様な効果をつけることができます。
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5. グラデーションオーバーレイ

・ レイヤーにグラデーションのオーバーレイを適用します。
・ グラデーションの種類、角度、スケール、不透明度、ブレンドモードを設定できます。
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【16-4】レイヤースタイルの利点

1. 非破壊編集

・レイヤーやスタイルは後から変更可能です。

2. 再利用可能

・ 一度設定したレイヤースタイルは他のレイヤーにコピーして再利用できます。

1. 右クリックでレイヤースタイルをコピーします。
2. コピーしたいオブジェクトのレイヤーでレイヤースタイルをペーストします。
3. レイヤーパネルでコピーしたいスタイルの箇所をoptionで押しながらペーストしたい先へドラッグします。
これで「16章 レイヤースタイルを使ってみよう」の解説を終わります。

次の章に進みましょう。
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