クーポン・メニュー構成表を対象店舗用に完成させる
CHAPTER 2
クーポン・メニュー構成表を対象店舗用に完成させる
LESSON 2-3 構成表テンプレの完成 ⏱ 所要時間:約14分
GOAL
このレッスンのゴール
  • 松竹梅の価格帯・キラーメニューの配置・所要時間・新規からLINE誘導への導線を反映したクーポン・メニュー構成表を、デモサロンSourire用に完成できる

前のレッスンまでで、価格設計とクーポン名の型を学びました。
次はそれを1枚の構成表にまとめる番です。
空欄の表を前に、何から埋めればいいのか迷ってしまう瞬間がありますが、このレッスンではパーツごとに順番通り埋めます。

構成表の全体像とパーツ

クーポン・メニュー構成表は、これまで学んだ価格設計とクーポン名の型を1枚にまとめたものです。
5つのパーツで構成されています。

クーポン・メニュー構成表の5つのパーツ(クーポンタイトル・価格帯・所要時間・キラーメニュー配置・新規→LINE誘導導線)を示すテンプレート
パーツ 役割
クーポンタイトル対象者と悩み訴求を1行で伝える見出し
価格帯(松竹梅)低・標準・高の3段階を用意し、中間価格を主力にする
所要時間施術にかかる時間の目安を明記する
キラーメニュー配置利益率の高いメニューを一覧の上位に置く
新規→LINE誘導導線初回クーポンの説明文に次回来店のLINE案内を添える

5つのパーツを1枚の表にまとめる目的は、予約数をクーポン閲覧数で割った予約率を上げることにあります。
タイトルだけで悩みに強く訴求できていても、価格帯・所要時間・キラーメニューの配置・LINE誘導導線のいずれかが欠けていると、閲覧者はそこで比較を諦めて離脱してしまいます。
5つのパーツをセットで確認することで、構成表のどこが弱点になっているかを見つけやすくなります。

✓ Point !
主力メニュー1つから埋め始める

5つのパーツをすべてのメニューで同時に埋めようとすると手が止まります。
まずはSourireの主力メニュー(カラー)1つを完成させ、他のメニューは同じ型を横展開しましょう。
1つのメニューで型を完成させておけば、他のメニューは同じ順番に沿って情報を当てはめるだけで済むため、作業の手間を大きく減らせます。

次のセクションでは、Sourireのカラーメニューを例に、5つのパーツそれぞれの記入内容を具体的に確認します。

パーツ別の書き方ルール

Sourireのカラーメニューを例に、5つのパーツそれぞれの記入ルールを確認します。

パーツ 記入ルール Sourire記入例
クーポンタイトル 対象+施術名+特徴+価格の型で入力する 白髪や褪色が気になる方へ|艶カラー+ダメージケアトリートメント
価格帯(松竹梅) 同じ系統の施術に低・標準・高の3段階を用意する ライト6,000円/スタンダード8,000円/プレミアム10,000円
所要時間 施術ごとの目安分数を必ず記載する 120分前後
キラーメニュー配置 利益率の高いメニューを一覧の上位(左上・中央)に配置する 艶カラー+トリートメントセットを新規おすすめの1番目に配置
新規→LINE誘導導線 初回クーポンの説明文に次回来店のLINE案内を一言添える 次回のご来店特典はLINEにてご案内しています

価格帯を3段階に分けるのは、極端に安い1択だけでは客単価が伸びず、極端に高い1択だけでは新規客が申込みをためらうためです。
ライト・スタンダード・プレミアムのように中間の価格を用意しておくと、閲覧者はスタンダードを選びやすくなり、単価と申込みやすさのバランスが取れます。
所要時間を明記するのも同じ考え方です。
Sourireの客層は30代から40代の子育て中の女性で、まとまった時間を取りづらいという悩みを抱えているため、施術にどれくらい時間がかかるか分からないクーポンは、比較の途中で候補から外れやすくなります。

新規→LINE誘導導線も同様です。
初回来店の説明文に次回来店の案内を一言添えておくだけで、来店後に何もしなくても再来店につながる接点をつくれます。

Before / After

Before

カラー+トリートメント 8,800円

対象・所要時間・導線の記載なし

After

白髪や褪色が気になる方へ|艶カラー+ダメージケアトリートメント(120分)/次回はLINEでご案内

5パーツすべてを反映

Beforeの例は施術名と価格だけが並んでいるため、閲覧者は自分の悩みに合うメニューなのか、施術にどれくらい時間がかかるのか、来店後どうすればいいのかを読み取れません。
Afterでは対象と悩み、施術内容、所要時間、次回への案内までが1文の中に収まっているため、閲覧者は迷わず予約ボタンに進めます。

Q
確認クイズ
構成表のキラーメニュー配置の欄に記入すべき内容として、もっとも適切なものはどれでしょうか?
正解です!
利益率の高いメニューを一覧の上位(左上・中央)に配置する位置の指定が、キラーメニュー配置の役割です。
惜しい!
アルファベット順・価格の安さ・所要時間の短さは、キラーメニュー配置の基準ではありません。
基準になるのは利益率の高さです。

カラー以外にパーマ・トリートメント単体メニューがある場合も、同じ表の行を追加して同じ5パーツを埋めるだけで対応できます。
行ごとに5パーツを埋める作業を繰り返すだけなので、メニュー数が増えても迷う場面が少なくなります。

完成例ギャラリー

Sourire以外の業種でも、5つのパーツの考え方はそのまま使えます。
2つの完成例を見てみましょう。

クーポン・メニュー構成表の記入済み完成例(美容室Sourireのカラーメニュー)

1つ目はSourireのカラーメニューの記入済み例です。
前のセクションで確認したクーポンタイトル・価格帯・所要時間・キラーメニュー配置・LINE誘導導線が、実際の表の中でどのように並ぶかを確認できます。

クーポン・メニュー構成表の記入済み完成例(ネイルサロンのジェルネイルメニューでの応用)

2つ目はネイルサロンのジェルネイルメニューに同じ5パーツを当てはめた例です。
業種が変わっても、対象と悩みを伝えるタイトル、選びやすい価格帯、所要時間、利益率の高いメニューの配置、次回来店への導線という要素は変わりません。
予約の判断に必要な情報は業種を問わず共通しているため、同じ枠組みがそのまま応用できます。

Q
確認クイズ
Sourireの構成表で新規→LINE誘導導線の欄に記入する一文として、もっとも適切なものはどれでしょうか?
正解です!
次回来店につながるLINE案内の一文が、新規→LINE誘導導線の欄に入る内容です。
惜しい!
価格帯・所要時間・クーポンタイトルは、それぞれ別のパーツの欄に入る内容です。
LINE誘導導線には次回来店への案内文を入れます。

次のセクションでは、実際にSourireの構成表を自分の手で埋めます。

今すぐ埋めてみよう

下の空欄に、Sourireの主力メニュー(カラー)1つ分を実際に書き込んでみましょう。
埋め終えたら、次のレッスンでパーマやトリートメントなど他のメニューにも展開します。

これまでのセクションで確認した5つのパーツの役割は、実際に手を動かして埋めることで整理できます。
表を眺めて理解したつもりで終わらせず、ここで一度Sourireの主力メニューに当てはめてみましょう。

パーツ記入欄
クーポンタイトル
価格帯(松竹梅)
所要時間
キラーメニュー配置
新規→LINE誘導導線

対象店舗がある方は実際の情報を、まだない方は記入例を参考に、どんな内容になるか考えてみましょう。
入力内容はブラウザに自動保存され、リロードしても消えません。
ただしキャッシュをクリアすると消えてしまうため、大事な内容はメモやNotionにも控えておくと安心です。

1メニュー分が埋められたら、同じ表を複製してパーマ・トリートメントなど他のメニューにも展開しましょう。
1つのメニューで型を固めておくと、他のメニューは同じ順番に沿って情報を当てはめるだけになるため、構成表全体を早く仕上げられます。

SUMMARY
  1. 構成表はクーポンタイトル・価格帯・所要時間・キラーメニュー配置・LINE誘導導線の5パーツで構成される
  2. すべてのメニューを一度に埋めず、主力メニュー1つから着手する
  3. キラーメニュー配置は利益率の高いメニューを一覧の上位に置く指定
  4. 5パーツの考え方は、美容室以外の業種にもそのまま応用できる
チェック
理解度チェック
クーポン・メニュー構成表を構成する5つのパーツをそれぞれ説明できる
クーポンタイトル・価格帯(松竹梅)・所要時間・キラーメニュー配置・新規→LINE誘導導線の5つです。
キラーメニュー配置に何を記入すべきか説明できる
利益率の高いメニューを一覧の上位(左上・中央)に配置する、という位置の指定を記入します。
構成表を埋める際、最初に何から着手すべきか説明できる
すべてのメニューを同時に埋めようとせず、まず主力メニュー1つを完成させてから他のメニューに横展開します。