クーポン名を変換し、予約率で効果を検証する手順を知る
CHAPTER 2
クーポン名を変換し、予約率で効果を検証する手順を知る
LESSON 2-2 クーポン名の変換とサロンボード操作 ⏱ 所要時間:約16分
GOAL
このレッスンのゴール
  • メニュー名の羅列を、対象者+悩み訴求に変換する手順と、サロンボードでのクーポン名・所要時間編集操作を説明でき、予約率(予約数÷クーポン閲覧数)を計算して効果を検証できる

完成イメージ

Before

カラー+トリートメント

対象・悩み・所要時間の記載なし

After

白髪や褪色が気になる方へ|艶を引き出す大人カラー+ダメージケアトリートメント(120分)

対象・悩み・所要時間を明記

クーポン名を書き換えたものの、それが本当に予約につながったのかは印象でしか判断できていません。
数字で確かめる方法を、このレッスンで身につけます。

クーポン名を対象者+悩み訴求に変換する型を知る

メニュー名だけの表記は、誰向けか・何が得られるかが伝わりません。
クーポン名は対象+施術名+特徴+価格の型に沿って組み立てると、対象者と悩み訴求の両方を1行で伝えられます。

要素 役割
対象 初めての方へ、白髪が気になる方へ、のように誰向けかを明示する
施術名 カット・カラー等、検索されやすい具体的な施術名を省略しない
特徴 艶やダメージケア等、仕上がりや悩み解決のイメージを添える
価格・所要時間 通常価格と割引後価格、施術にかかる時間の目安を明記する

HPBでは複数のサロンを比較しながら探すお客様が多く、対象と悩みが1行で伝わらないクーポン名は、施術内容が合っていても比較の対象から外れやすくなります。
①〜④の4要素のうち1つでも欠けると、誰のための施術かが伝わりきらず、メニュー名の羅列に近い印象に戻ってしまいます。

✓ Point !
施術名を抽象語に置き換えない

癒しやスペシャルのような抽象語は検索されにくくなります。
カラー・パーマ等の具体的な施術名は必ず残し、その前後に対象と特徴を添えましょう。

先ほどの完成イメージで見たクーポン名も、この型に当てはめて読み解けます。
対象は白髪や褪色が気になる方へという一文、施術名はカラー、特徴は艶を引き出す大人カラーとダメージケアトリートメント、価格・所要時間は120分というかたちで、4要素がすべて1行に収まっています。

Q
確認クイズ
Sourireの白髪染めクーポンを、対象者+悩み訴求の型で書き換えます。もっとも適切なものはどれでしょうか?
正解です!
対象(白髪が気になる方へ)・施術名(白髪染め)・特徴(自然な仕上がり)がすべて含まれています。
惜しい!
至福の癒し時間は抽象語で、検索されにくくなります。
施術名だけ・対象者だけでは、メニュー名の羅列のままです。
対象・施術名・特徴の3つを揃えることがポイントです。

クーポン名だけでなく、ブログのタイトルやこだわりページの見出しを書くときにも同じ型が使えます。
お客様はクーポン一覧に限らずどのページを見ても自分に合うお店かどうかを同じ基準で判断しているため、型をページ全体で揺らさずに使うことが大切です。

サロンボードでクーポン名・所要時間を編集する

変換したクーポン名は、サロンボード(HPB掲載店舗用の管理画面)のクーポン編集画面から反映します。
所要時間の欄も同じ画面でまとめて編集できます。

クーポン名と所要時間が同じ画面でまとめて編集できるのは、この2つがセットで意味を持つ情報だからです。
所要時間の記載がないと、まとまった時間を取りづらい客層ほど来店の予定を立てにくくなり、対象と悩みが合っていても予約を後回しにされやすくなります。

1
クーポン管理画面を開く

サロンボードにログインし、クーポン管理のメニューから編集したいクーポンを選択します。

2
クーポン名を対象者+悩み訴求の型で書き換える

クーポン名の入力欄に、対象・施術名・特徴を含む名称を入力します。
文字数はスマホでの見切れを避けるため、全角15〜18文字程度を目安にします。

3
所要時間を入力し、保存する

所要時間の入力欄に施術にかかる分数の目安を入力し、内容を確認してから保存します。

クーポン名と所要時間を書き換えただけでは、それが実際に予約につながったかどうかはまだ分かりません。
次の節では、この変更の効果を予約率という数字で確認する方法を扱います。

! 注意
保存後は表示反映まで時間差が出ることがあります

編集を保存しても、実際のHPBページに反映されるまで時間差が出ることがあります。
保存直後に表示が変わっていなくても、時間をおいて確認しましょう。

保存した直後にHPBページを確認して反映されていないからといって、何度も保存し直す必要はありません。
まずは入力したクーポン名・所要時間の内容に誤りがないかを確認し、時間をおいてから改めて表示を確認しましょう。

予約率を計算して効果を検証する

クーポン名を変えても、その効果を数字で確かめなければ印象でしか判断できません。
予約率(予約数÷クーポン閲覧数)を使うと、変更の効果を客観的に確認できます。

Sourireの先月のクーポン閲覧数は500件、予約数は10件でした。
500件が見られても予約に進んだのは10件だけで、大半のお客様はクーポンを見た後、予約せずに離れている状態です。

予約率 = 予約数 ÷ クーポン閲覧数 × 100
この例では、予約数10 ÷ クーポン閲覧数500 × 100 = 2%になります。

予約数だけを見て効果を判断すると、閲覧数自体が季節や検索順位の変動で増えた場合に、クーポン名の変更による効果なのか、閲覧数が増えただけなのかを区別できません。
予約率で見ることで、閲覧数の変動に関わらずクーポン名の変更そのものの効果を確認できます。

! 注意
合格ラインは経験則であり、断定的な基準ではありません

予約率3〜5%が合格ラインの目安とされていますが、これはサロンボード運用の実務者が積み上げてきた経験則です。
HPBの掲載順位アルゴリズムは非公開であり、この数字を絶対的な基準として断定的に一般化することはできません。
自店の過去の数字との比較にも使いましょう。

Q
確認クイズ
クーポン名を変更した翌週、閲覧数600件・予約数24件になりました。この結果の見方として適切なものはどれでしょうか?
正解です!
24÷600×100=4%です。
目安の3〜5%の範囲に入っていますが、あくまで経験則としての目安であり、絶対的な合格基準ではありません。
惜しい!
予約率は予約数を閲覧数で割って求めます。
並び順の変更や、合格ラインに届かない場合の断定的な失敗判定は、この計算の考え方とは異なります。

クーポン名だけでなく、価格表示や並び順を変えたときにも同じ計算式で効果を確かめられます。
変更した直後の数字は普段のばらつきと区別しにくいため、1項目を変えたら1週間ほど数字の変化を見てから次の変更に進みましょう。

よくある質問(Q&A)

よくあるつまずき Q&A
クーポン閲覧数がサロンボードのどこで確認できるか分からない場合は?
クーポンごとのアクセス状況・効果測定を確認できる画面がサロンボード内に用意されています。
0-3で確認した現状把握の画面と同じ場所から辿れることが多いので、迷ったときはそこから探してみましょう。
予約率が計算できても、何を変えればいいか分からない場合は?
改善の優先順位は、クーポン名の変更が最も効果が出やすく、次に並び順、価格表示、説明文の順です。
まずはこのレッスンで扱ったクーポン名の型から見直しましょう。
所要時間が施術によって変動する場合はどう記載すればよいか?
120分前後のように幅を持たせた目安時間を記載すれば問題ありません。
お客様が予約前に大まかな所要時間を把握できることが目的です。
SUMMARY
  1. クーポン名は対象+施術名+特徴+価格の型で組み立て、施術名は省略しない
  2. サロンボードのクーポン編集画面から、クーポン名と所要時間をまとめて編集できる
  3. 予約率=予約数÷クーポン閲覧数で変更の効果を数字で確認できる
  4. 合格ライン3〜5%は経験則であり、断定的な基準としては扱わず、自店の推移で判断する
チェック
完了チェック
対象+施術名+特徴+価格の型でクーポン名を組み立てられる
対象者を明示し、施術名を省略せず、特徴で悩み解決のイメージを添え、価格・所要時間を明記する4要素です。
サロンボードでクーポン名・所要時間を編集する手順を説明できる
クーポン管理画面から対象クーポンを選び、クーポン名入力欄と所要時間入力欄を編集して保存します。
予約率を計算し、合格ラインの扱い方を正しく理解している
予約数÷クーポン閲覧数×100で計算します。
3〜5%は経験則としての目安であり、断定的な合格基準ではないため、自店の過去の数字との比較に使います。