口コミ依頼の導線を設置し、質の高い依頼のやり方を知る
CHAPTER 3
口コミ依頼の導線を設置し、質の高い依頼のやり方を知る
LESSON 3-2 依頼導線の作り方と、口コミの質を高める工夫 ⏱ 所要時間:約15分
GOAL
このレッスンのゴール
  • GBPの「クチコミを増やす」機能を使い、QRコードやLINEを使った口コミ依頼導線の作り方を説明できる
  • 口コミは件数よりも具体的な内容(利用したメニュー名や感想の詳細など)が入っている方が集客効果が高いことを説明できる
  • 担当店舗Lumièreを想定し、会計時やLINEメッセージでの依頼導線を1つ具体的に作れる

完成イメージ:依頼導線が整った状態

このレッスンを終えると、会計時に手渡すQRコード付きのミニカードと、来店後に送るLINEメッセージ用の一文の両方が用意できた状態になります。
どちらも同じQRコード・URLを使い回せるので、発行は一度で済みます。

美容室Lumièreの口コミ依頼用ミニカード(QRコード付き)

STEP1:GBPでQRコード・リンクを発行する

担当店舗Lumièreの口コミはまだ少なく、日々の運用のなかで増やしていく必要があります。
口コミ数が増えるほど新規のお客様に選んでもらいやすくなるため、まずは依頼導線を整えることが土台になります。

  1. GBPの管理画面を開き、「クチコミを増やす」(または「クチコミ管理」内の共有メニュー)を選ぶ。
  2. 「クチコミ用のリンクを共有」からQRコードと短縮URLの両方を発行する。
  3. QRコードを画像として保存する。
    印刷してPOPやミニカードに使う。
  4. 短縮URLをコピーしておく。
    LINEメッセージやメールに貼る用途に使う。
✓ Point !
QRコードとURLは同じリンク先

QRコードとURLはどちらも同じ投稿画面につながるリンクです。
発行は一度で済み、印刷用にはQRコード、デジタル配布用にはURLを使い分けるだけで足ります。

Q
確認クイズ
GBPの「クチコミを増やす」機能でQRコードとURLを発行しました。このリンクを読み込んだお客様の画面に表示されるべき、正しい状態はどれですか?
正解です!
発行したQRコード・URLは、口コミの投稿画面に直接つながるリンクです。
お客様が読み込んだ瞬間にそのまま入力を始められる状態が正しい設置です。
惜しい!
そのリンク先だと、お客様が投稿までもう一手間かかってしまいます。
発行メニューで「クチコミを書く」への直リンクになっているか確認しましょう。

STEP2:導線を担当店舗に設置する

発行したQRコード・URLをどこに置くかで、実際に投稿してもらえる確率が変わります。
担当店舗Lumièreでは、会計時のミニカードと、来店後のLINEメッセージの2つの接点を使っています。

  • 会計時:施術の説明が一通り終わったタイミングで、QRコード付きのミニカードをレシートと一緒に手渡す。
  • 来店後のLINE:LINE公式アカウントから届く来店フォローのメッセージに、短縮URLを一文添えて送る。
✓ Point !
投稿はモバイル回線で

実務上の工夫として、QRコードを読み込んでもらった後は、店舗のWi-Fiを一度切ってモバイル回線で投稿してもらうとよいでしょう。
同じWi-Fi経由で複数の口コミが続けて投稿されると、不自然な投稿パターンとみなされるリスクを避けやすくなるという、安全側に立った工夫です。

質の高い口コミを集める:件数より内容の具体性

依頼導線が整っても、実際に投稿される口コミの中身までは店舗側でコントロールできません。
ただ、依頼するときの一言を工夫すれば、投稿される口コミの具体性は変えられます。

比較ポイント 内容が薄い口コミ 内容が具体的な口コミ
口コミの例文 良かったです。また来ます。 髪質改善トリートメントを担当してもらい、パサつきが改善しました。
検索者にとって 来店するかどうかの判断材料になりにくい どのメニューが良かったのか、判断材料になる
Googleにとって 関連性を判断する情報が少ない メニュー名などの言葉が関連性の評価材料になる
✓ Point !
依頼する一言にメニュー名を添えてもらう

依頼のときに、どのメニューを担当したか、どこが良かったかを一言添えてほしいと伝えるだけで、投稿される口コミの具体性が変わります。
Lumièreのミニカードには「担当メニューと感想を一言添えていただけると嬉しいです」という文言を入れています。

Q
確認クイズ
担当店舗Lumièreで、会計時にQRコードを渡すときの依頼の一言として、最も適切なものはどれですか?
正解です!
メニュー名や感想の詳細を思い出してもらう一言を添えると、投稿される口コミの具体性が上がり、検索者にとっても判断材料になります。
惜しい!
条件をつけない依頼だと具体的な内容までは伝わりにくく、評価点数の指定や対価との引き換えはGoogleのポリシーに触れるNG行為です。
依頼はメニュー名や感想を思い出してもらう一言にとどめましょう。

判断に迷ったときのQ&A

ここまでの手順に沿って進めていても、担当店舗の状況によって細かい疑問が出てきます。
よくある質問をまとめました。

よくあるつまずき Q&A
QRコードを読み込んでもクチコミの投稿画面が開かず、店舗ページ全体が開いてしまう場合はどうすればいいですか?
発行メニューで「クチコミを書く」への直リンクを選び直してください。
店舗ページ全体へのリンクとは発行メニューが分かれています。
常連のお客様だけに声をかけるのはよくないですか?
特定の顧客だけを選んで依頼すると、レビューゲーティングというNG行為に当たります。
声をかけるタイミングは工夫してよいですが、対象は来店したすべての客に揃えてください。
LINE公式アカウントがない場合はどうすればいいですか?
その場合は会計時のQRコード配布とメールでの依頼を中心に進めれば十分です。
導線は複数用意する必要はなく、担当店舗に合った1〜2個で構いません。
依頼する一言は、店舗独自の言い回しに変えてもいいですか?
メニュー名と感想の詳細を思い出してもらう内容であれば、文言は担当店舗のトーンに合わせて自由に調整できます。
SUMMARY
  1. GBPの「クチコミを増やす」機能でQRコードと短縮URLを発行する
  2. 会計時のミニカードや来店後のLINEメッセージなど、担当店舗の接点に合わせて導線を設置する
  3. 依頼する一言にメニュー名や感想の詳細を添えてもらうよう伝え、口コミの具体性を高める
  4. 投稿はモバイル回線で行ってもらうと、不自然な投稿パターンのリスクを避けやすい
  5. 全顧客に平等に依頼することを徹底し、特定の客だけを選ばない
チェック
理解度チェック
QRコード・LINEを使った口コミ依頼導線の作り方を説明できる
GBPの管理画面から「クチコミを増やす」機能でQRコードと短縮URLを発行し、印刷用にはQRコード、デジタル配布用にはURLを使い分けます。
口コミは件数よりも内容の具体性が集客効果を左右する理由を説明できる
具体的な口コミは検索者にとって判断材料になり、Googleにとっても関連性を判断する材料になります。
依頼時にメニュー名や感想の詳細を一言添えてもらう工夫が、この差を生みます。
担当店舗の依頼導線を1つ具体的に作れる
会計時のミニカード配布や、施術後のLINEメッセージへのリンク添付など、担当店舗の顧客との接点に合わせて導線を選べます。
口コミ投稿時の実務上の工夫(Wi-Fiの切り方)を説明できる
同じ店舗のWi-Fi経由で複数の口コミが続けて投稿されると、不自然な投稿パターンとみなされるリスクがあるため、安全側に立ってモバイル回線での投稿を勧める工夫があります。