【実践課題】サンプルデータから改善アクションを立案する
CHAPTER 4
【実践課題】サンプルデータから改善アクションを立案する
LESSON 4-4 Lumièreのインサイトデータから課題と改善アクションを1つずつ決める ⏱ 所要時間:約10分
GOAL
このレッスンのゴール
  • デモ店舗Lumièreのインサイトサンプルデータから、課題を1つ特定できる
  • 特定した課題に対する改善アクション案を1つ、具体的な行動として作成できる
  • 月次運用チェックリストの初回チェックを4本柱すべて記入して完成させ、コーチに共有できる

この課題でやること

この実践課題では、デモ店舗Lumière(美容室)の3ヶ月分のインサイトデータを使い、課題の特定と改善アクションの立案を行います。
使うデータは4-1で確認したものと同じで、新しい数値は出てきません。

所要時間の目安は10分です。
4-1〜4-3で学んだ読み方とチェックリストのフォーマットをそのまま使う課題なので、新しい概念の説明はここには出てきません。

✓ Point !
実店舗の方はご自身の情報でもOK

実店舗を担当していて、すでに数ヶ月分のインサイトデータをお持ちの場合は、Lumièreのデータの代わりにご自身の店舗の数値を使って課題を特定してもかまいません。
Lumièreの情報は0-5にまとめてあります。

完了条件

以下の3点がすべて満たされていれば、この課題は完了です。
コーチに共有する前に、この3点だけ見直してください。

✓ Point !
完了条件チェック
  • 課題の特定:表示回数とインタラクションの数値を比較した根拠つきで、課題を1つ挙げられている
  • 改善アクション:誰が何をするか分かる具体的な行動として、改善アクション案が1つ書けている
  • チェックリスト:月次運用チェックリストの初回チェックが、4本柱すべて記入されている

サンプルデータから課題を特定する

下の表は、4-1で確認したLumièreの3ヶ月分のインサイトデータです。
表示回数とインタラクション(ルート検索・通話・クリック)の伸び方を比較しながら、課題になっていそうな箇所を1つ探してください。

検索での表示回数マップでの表示回数合計表示回数ルート検索数通話数ウェブサイトのクリック数
1ヶ月目(対策前)3201805008512
2ヶ月目(カテゴリ・NAP・キーワード対策後)55017072014920
3ヶ月目(写真・動画も整備後)64017081015922

表示回数は毎月伸びているのに、ルート検索数と通話数の伸びは2ヶ月目から3ヶ月目にかけて小さくなっています。
この動きに注目すると、課題になっている場所が絞り込めます。

Q
確認クイズ
上の表で、2ヶ月目から3ヶ月目にかけて数値の伸びが最も小さかった指標はどれですか?
正解です!
通話数は2ヶ月目・3ヶ月目とも9件で、伸びが止まっています。
表示回数が伸び続けている一方で通話に結びついていないという組み合わせが、今回の課題の手がかりです。
惜しい!
正解はBの通話数です。9件から9件で伸びが止まっています。
表示回数は伸びているのに通話には結びついていない、この組み合わせに注目してください。

気づいた課題を1文で書いてみましょう。
書けたら、下のPointにある記述例と見比べてください。

項目記入欄
特定した課題
✓ Point !
記述例(完成例)

表示回数は伸びているのに、ルート検索数と通話数の伸びは鈍っています。
口コミが1ヶ月目から8件のまま増えていないことが、行動に移る前の後押しが弱くなっている一因と考えられます。

改善アクションを立案する

課題が決まったら、次はその課題に対する改善アクションを1つ考えます。
Chapter1〜3で学んだ施策の中から、今回の課題に効きそうなものを1つ選んでください。

項目記入欄
改善アクション案
✓ Point !
記述例(完成例)

Chapter3で学んだ口コミ依頼導線をレジ横に設置し、来店客への依頼を再開します。
口コミの件数が増えれば、表示回数からルート検索や通話につながる後押しが強くなると考えられます。

月次運用チェックリスト(初回チェック)

最後に、4-3で作成した月次運用チェックリストの初回チェックを、このデータをもとに完成させます。
4本柱(ローカルSEO・写真・口コミ・インサイト)それぞれの状況を、下の表に記入してください。

項目状況(記入欄)
ローカルSEO(カテゴリ・NAP・キーワード)
写真・動画
口コミ
インサイト(課題の確認)

この表がそのまま、今回の完成物の一部になります。
入力内容はブラウザに自動保存され、リロードしても消えません。
ただしキャッシュをクリアすると消えてしまうため、大事な内容はメモやNotionにも控えておくと安心です。

共有方法

特定した課題、改善アクション案、チェックリストの3つがすべて記入できたら、このページ全体をスクリーンショットで保存してコーチに共有しましょう。
テキストで共有する場合は、3つの記入内容をそれぞれコピーして貼り付ける形でも構いません。

この3つが完成すれば、Chapter4の完了条件を満たしたことになります。

SUMMARY
  1. 課題は、表示回数とインタラクション(ルート検索・通話・クリック)の伸び方を比較すると見つけやすい
  2. Lumièreのデータでは、口コミが8件のまま増えていないことが、通話数の伸びの停滞に関わっている可能性がある
  3. 改善アクションは、誰が何をするかが分かる具体的な行動として書く
  4. 月次運用チェックリストは、4本柱(ローカルSEO・写真・口コミ・インサイト)を毎月振り返るためのフォーマットとして使う
チェック
理解度チェック
課題を特定するときに、どの数値の伸び方を比較すればいいか説明できる
表示回数の伸びに対して、ルート検索数・通話数・ウェブサイトのクリック数の伸びが鈍っている月がないかを比較します。
伸びが鈍っている指標が見つかれば、そこが課題の手がかりになります。
Lumièreのデータから特定した課題と、その改善アクション案を言える
課題は、口コミが8件のまま増えていないことが通話数の伸びの停滞に関わっている可能性がある点です。
改善アクションは、Chapter3で学んだ口コミ依頼導線をレジ横に設置し、依頼を再開することです。
月次運用チェックリストが、何のために4本柱を統合しているか説明できる
ローカルSEO・写真・口コミ・インサイトはそれぞれ別のレッスンで学んだ内容ですが、毎月の運用では同時に状況を振り返る必要があります。
4本柱を1枚のチェックリストに統合することで、抜けもれなく振り返れる状態を作れます。
改善アクションを具体的な行動として書く理由を説明できる
抽象的な表現では、来月の自分や他のスタッフが同じ行動を再現できません。
誰が何をするかまで書くことで、次月の振り返りでも実施したかどうかを判断できます。