学習に必要なマインドセット
学習の心得
学習に必要なマインドセット
LESSON 上達スピードを左右する6つの心構え ⏱ 所要時間:約50分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • ✓
    学習を続けるために意識する6つの心構えを説明できる
  • ✓
    つまずいたときに、まず自分で調べて試す流れで動ける
  • ✓
    必要になった知識から学ぶ遅延評価勉強法で学習を進められる

0. はじめに

このページでは、学習を進めるうえで意識してほしい6つの心構えを紹介します。熟読して、普段から意識できるようにしましょう。

これらを意識して実践できているかどうかで、上達のスピードは大きく変わります。WEBスキルは知識の量が多いため、何を覚えるかより、どう学ぶかが成果を左右するからです。

1
モチベーションを保つ
計画に沿って進め、つまずいても楽しむ
2
試行錯誤を成長に変える
原因を考え、調べて、試す
3
コーチを活用する
試して難しいときは相談する
4
アウトプットを重視する
最初は動けばOKの気持ちで
5
細かく暗記せず、調べる
わからなければ検索する
6
必要な分だけ学ぶ
遅延評価勉強法を意識する
学習を進めるための6つの心構え。1から順に、このレッスンで確認します。

1. モチベーションを保つ工夫をする

ノーコード制作やマーケティング学習で挫折する主な原因は、モチベーションが下がって、勉強を継続しなくなることです。

WEBCOACHもモチベーションアップのために最大限努力しますが、自分なりにモチベーションを保つ工夫をすることも大切です。

学習管理シートの計画表に基づき進め、学習スケジュールを守る

学習管理シートの計画表に基づいて、学習を進めましょう。自分で立てた学習スケジュールに沿って、学習量をしっかり確保します。

私生活と両立できる範囲で学習時間を確保することが大前提です。無理のない計画のほうが続けやすく、結果として学習量も積み上がります。

つまずいてもイライラせず、楽しむ

これは当たり前に見えて、実はいちばん大切なことです。一度ですべてを理解できる人はなかなかいません。つまずいても落ち着いて、少しずつ前に進みましょう。

あきらめないことが大切です。つまずいて、自分で考えて試行錯誤する時間に比例して、スキルが身につきます。つまずいてすぐに答えを聞く進め方を続けるより、まず自分で考える時間を取るほうが、スキルは確実に身につきます。

間違えても、最初はこんなものだと割り切って、楽しんで学習しましょう。

✓
実践してほしいこと
学習日記を使う
私生活と両立できる範囲で学習時間を確保し、きちんと学習に当てられるようにスケジュールを立てるためです。
わからなくてもすぐ聞かず、一度自分で試行錯誤する
わからないことを自分で解決するスキルは、WEB業界で働くために欠かせないためです。自分で考える時間を用意しましょう。

2. 試行錯誤の時間が成長につながる

エラーが出る、またはわからないことが出てくる。そのあと、原因を考え、リサーチし、解決策を複数考えて試す。この一連の流れが試行錯誤です。これを実践できるようになると、学習効率は数倍に跳ね上がります。

1
エラー・わからないことが出る
›
2
原因を考える
›
3
リサーチする
›
4
解決策を複数考え、試す
この一連の流れが試行錯誤です。

プロでもミスはつきもの

プロでも、エラーを出さずにスイスイ実装できる、文法をすべて覚えていてスイスイ実装できる、というわけではありません。エラーを出すことも、文法を忘れることもあります。プロの強みは、そこから調べて答えにたどり着くまでが早いことです。

多くのWEBデザイナーやエンジニア、マーケターは、仕事中も書籍や公式ドキュメントなど必要な情報を参照しながら作業しています。

ミスを悲観しない、成長につなげる

WEB制作・デザインやマーケティングの勉強をすると、誰でも大量のエラーやわからないことに出会います。そこで自分で考えたり調べたりするのをやめてしまうと、学習効果は低くなってしまいます。

自分なりに検索し、考え、解決できるよう最大限の努力をしましょう。苦しいと感じる場面もありますが、その試行錯誤の時間が成長につながります。

最初は、1つのエラーの解決に丸1日近くかかることも珍しくありません。それでも挑戦を続けると自己解決能力が育ち、かかる時間は次第に短くなります。そういうものだと割り切って、努力を続けましょう。

✓
実践してほしいこと
検索の心得を読む
エラーやわからないことが出たとき、どうリサーチするかを知るためです。
試行錯誤の心得を読む
エラーやわからないことが出たとき、どのように考えて解決に至るかを知るためです。
Q
確認クイズ
学習中にエラーが出て、1つの解決に丸1日近くかかってしまいました。どう受け止めるのがよいでしょうか。
✓
正解です!
最初は時間がかかっても、挑戦を続けると自己解決能力が育ち、かかる時間は次第に短くなります。
✕
惜しい!
自分で考えて試行錯誤する時間に比例して、スキルが身につきます。プロでもエラーや文法の忘れはあり、調べて解決するまでが早いだけです。

3. コーチをうまく活用する

先ほど、自分で試行錯誤することの重要性を説明しました。それでも、自分の力だけでは解決できないことが必ず出てきます。その場合は、その道に精通した人に聞くことで、学習効率を最大化できます。

WEBCOACHのコーチに質問する

試行錯誤してもわからないときは、気兼ねなくコーチに相談や質問をしましょう。

コーチは、受講生が答えにたどり着くまでをサポートします。魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えよ、という格言がありますが、WEBCOACHでも同じ考え方です。答えを教えることより、答えにどうたどり着くかを教えることを重視しています。

✓
実践してほしいこと
質問の心得を読んで、質問の仕方を確認する
質問の質が上がるほど、コーチから受け取れるヒントも具体的になるためです。
質問フォーマットに従って、実際にコーチへ質問してみる
形式に沿って整理する経験を重ねると、質問の組み立てに慣れるためです。

4. アウトプット重視。最初は動けばOKくらいの気持ちで。

たくさんプログラムを書いて動かし、エラーにぶつかり、試行錯誤する中で知識が身につきます。その過程を楽しみながら学びましょう。

学習にミスはつきもの

何度も伝えているとおり、アウトプットを重視するWEBCOACHのロードマップでは、エラーや間違いにぶつかる機会が特に多くなります。それは、手を動かしている証拠でもあります。

完璧主義になりすぎず、最初は7割の完成でOKくらいの気持ちで、どんどん学習を進めましょう。

✓
実践してほしいこと
アウトプットの機会を大切にする
手を動かして試す中で、知識が身につくためです。
最初の成果物は7割完成を目指す
完璧を求めすぎると進まなくなるため、先に進めることを優先します。

5. 無理に細かく暗記しようとしない。とにかくググる。

WEB業界のプロの世界では、わからなければググるのが当たり前です。完璧主義は手放しましょう。

WEB系の仕事は、Googleを使ったカンニングがOKの世界です。わからなければ、その度に調べればよいだけです。

ただ、同じことを何度も調べて定着しないのはもったいないので、何度もこれを調べている、忘れている、と気づいたらメモを取るのがおすすめです。

よくある考え方と、おすすめの考え方

あなたならどうするか、考えてみましょう。

よくある間違った考え方 おすすめの考え方
何かを作ろうとしたとき、文法が出てこなくて、自分は全然ダメだと思う ググればいいだけです。むしろ、ググりの正確性とスピードを上げることが大切です
教材内の動画のスライドを、完璧に覚えようとする 理解は必要ですが、無理に完璧に覚えず、忘れたときに参照しましょう
カラフルできれいなノートを作ろうとして、そこに時間をかける 何度も調べたのに忘れがちな重要文法だけをメモするのが有効です。すべてを細かくノートに整理するのは現実的ではないため、重要なものに絞りましょう

プロの実際

プロのWEB開発者でも、すべてを完璧に覚えているわけではありません。文法を細かく覚えていて、ものすごいスピードで作業しているというイメージを持つ方もいますが、実際には、忘れた部分を適宜ググりながら実装しています。

優秀なエンジニアは、知識をすべて暗記しているのではなく、根本的な考え方と、リサーチの正確性・スピードにおいて優れているのです。

WEBスキル学習で大事な能力

何度も伝えているとおり、暗記は必要ありません。そのかわり、必要な情報を調べて引き出す索引能力はとても重要です。

たとえば、初学者がHTML/CSSを使って画像を横に並べたいとき、どう考えるとよいでしょうか。

よくある間違った考え方 おすすめの考え方
一瞬で、この場合はflex-boxを使う、親要素にdisplay:flexを設定して…と、細かい文法まで出てくる 下の4ステップで、調べながら実装する
1
やりたいことを言葉にする
HTML/CSSで画像を横に並べたい
›
2
方法があったことを思い出す
CSSで横並びにする方法があった気がする
›
3
検索する
HTML・CSS 横並び
›
4
記事を見て実装する
思い出して納得し、参考にしながら進める
細かい文法は覚えていなくても、調べて実装できれば十分です。
✓ Point !
検索のポイント

使用する技術・ツール名に、実現したいことを足して検索すると、かなり高い確率で答えにたどり着けます。検索のやり方は、検索の心得の教材を参考にしましょう。

✓
実践してほしいこと
暗記しようとせず、索引能力を身につける
WEBスキルは調べながら使ってよい世界のため、調べて引き出す力が成果に直結します。
できなくても、調べてできれば勝ちと考える
調べて解決できた経験が、次の自信につながるためです。
Q
確認クイズ
CSSで画像を横に並べたいのに、書き方がすぐに出てきません。どう動くのがよいでしょうか。
✓
正解です!
プロも、忘れた部分を検索しながら実装しています。技術名に実現したいことを足して検索すれば、高い確率で答えにたどり着けます。
✕
惜しい!
無理に暗記しようとせず、忘れたときに調べれば大丈夫です。文法が出てこないことは、ググりの精度を上げるきっかけになります。

6. 必要な分だけ学ぶ 遅延評価勉強法を意識しよう

遅延評価勉強法とは

遅延評価勉強法は、作りたいものがあり、わからないところを適宜調べてインプットし、それをもとに試行錯誤しながら作ってみる学習スタイルです。

たとえば、書籍を1ページ目から暗記しながら進めるのではなく、SNSを作りたいから必要なところを勉強する、という進め方が遅延評価勉強法です。定義としては、その知識が必要になったときに初めて勉強する方法を指します。

遅延評価勉強法のよいところ

WEBスキルは知識がとても多いため、必要になりそうな知識を先にインプットしてからアウトプットする方法は、スピードが遅く、現実的ではありません。

遅延評価勉強法では、インプットしながらアウトプットするため、定着率が高くなります。

WEBCOACHはアウトプット重視型のカリキュラムを採用しています。事前にインプットしていない知識を、アウトプットで使う必要が出る場面もありますが、それもあえてそのような構成にしています。

✓
実践してほしいこと
アウトプットを先行し、インプットは補完として行う
インプットとアウトプットを同時に行うほうが、知識の定着率が高くなるためです。
WEBCOACHのロードマップで、遅延評価勉強法の効果を実感する
事前学習にない知識が出てくる構成は、この学習方法を体験できるようにあえて設計しているためです。
Q
確認クイズ
教材を進めていると、まだ習っていない知識がアウトプットの課題で必要になりました。この状況をどう捉えるとよいでしょうか。
✓
正解です!
必要になった時点で調べてインプットし、試行錯誤しながら作ると、知識が定着しやすくなります。事前インプットにない知識が出る構成は、あえて設計されたものです。
✕
惜しい!
必要になりそうな知識を先にすべて学ぶ方法は、知識量が多いWEBスキルでは現実的ではありません。調べながら作るほうが効率よく進みます。

7. 最後に

ここまでの内容は頭に入りましたか。今までの内容を意識して、これから数か月間を走り続けた人には、必ず学習の効果が現れます。

それでは、これからWEBスキルの世界の面白さを楽しみましょう。

SUMMARY
  1. 学習管理シートの計画に沿って進め、つまずいても楽しむ
  2. エラーから原因を考え、調べて、試す試行錯誤の時間が成長につながる
  3. 自分で試してもわからないときは、コーチに質問する
  4. 最初は7割の完成を目指し、アウトプットを重視する
  5. 細かく暗記せず、わからなければ検索する。同じものを何度も調べるならメモを取る
  6. 必要になったときに必要な分だけ学ぶ遅延評価勉強法で進める
チェック
理解度チェック
つまずいたときに、まず自分で試行錯誤する理由を説明できる
自分で考えて試行錯誤する時間に比例してスキルが身につき、わからないことを自分で解決する力がWEB業界で働くために欠かせないためです。
試行錯誤の流れを4つの段階で説明できる
エラーやわからないことが出る、原因を考える、リサーチする、解決策を複数考えて試す、の流れです。
コーチへの質問が、答えではなく答えにたどり着く方法を学ぶ場であると説明できる
魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える、という考え方で、コーチは答えにたどり着くまでのサポートを重視しているためです。
暗記よりも、調べて引き出す力が大切な理由を説明できる
プロも、忘れた部分を検索しながら実装しており、根本的な考え方とリサーチの正確性・スピードに強みがあるためです。
遅延評価勉強法とは何かを説明できる
作りたいものがあり、その知識が必要になったときに初めて調べて学び、試行錯誤しながら作る学習方法です。